第一中央法律事務所

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判例の収集

裁判で非常に重要となるのが、判例の収集です。
過去に、同じような条件のもとで、どのように判決が下されたか。
データを最大限集め、分析することで、どう戦うかの道筋を立てます。まずは裁判例のデータベースを調べますが、膨大なデータの中から、適した情報を探し出すには多大な労力がかかります。

また、裁判所のデータベースに掲載されない判例もたくさんあり、ときには事件の当事者等へのアプローチも必要になります。「ここまで集めれば終わり」という決まりはありません。やみくもに調べていても、無駄に時間を使ってしまいます。

私たちのチームでは、非常に情報収集力に長けたアソシエイトが、徹底的に判例を調べ上げます。このアソシエイトの真に迫る仕事については、改めてご紹介する予定です。

現場調査

現場主義。
言葉にするとありきたりですが、確かに現地に行かなくてはわからないことは存在します。

私たちは、できるかぎりご依頼主の会社を訪問します。事件や事故の現場も調査します。
現場に立ち、匂いや空気を感じたことで、見解が180度変わった。私自身そんな経験を何度もしているからです。現場で記したメモや写真なども残っていますので、印象的だったエピソードについては、これから徐々に書き足していきます。

 

数値分析

例えば不動産の評価、財務分析、損害賠償額の算定…。
企業法務において数字が重要になる場面は多々あります。弁護士の中には、数値分析が苦手で、軽視する人も多いのですが、私は数字からヒントを得るという経験を何度もしてきました。
「そこまで詳しく見るんですか」と驚かれることもありますが、他の弁護士が見ないところまで見る、ときには専門家の力を借りて分析する、そこに勝機があると思っています。

 

外部専門家

目的を果たすためには、法律の知識だけでなく、他の分野の知識が不可欠となる場面があります。

あるリゾートホテルで起きたガス爆発事故で、風評被害を訴えたときのこと。
事故と同じ年に東日本大震災があったため、ガス業者は「売上低下の原因は、事故による風評被害ではなく、震災の影響である」と主張したのです。売上低下が「震災の影響ではないこと」の主張は、非常に困難で、我々は何度も会議を重ねました。その中で、統計学の専門家から、ハッとする意見が出されたのです。
「震災の影響で、売上低下が起きたのならば、このホテルだけでなく、周辺の宿泊施設にも、同じように売上の低下が起きるはずである。」
シンプルですが本質をついた極めて重要な気づきでした。この気づきを活かすために、統計の専門家が2人がかりで、大変な時間と労力をかけて近隣の宿泊施設の売上を調べ尽くし、近隣の同種のホテルの売上低下と比較しました。そして、爆発被害にあったホテルの売上は、有意に大きく低下しているという結論を導き出したのです。
このガス爆発事故の事例については、「損害賠償」のページでも詳しくご紹介しています。
外部専門家を頼ることをよしとしない弁護士もいるようですが、私たちは、他の分野のエキスパートの智恵も積極的に借ります。それが最善の結果を出すことにつながるからです。

 

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